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<新着製品>アメシスト、ベビーエレスチャル、ファーデンクォーツ  10:01
アメシスト★3/10<新着製品> 
お握りサイズのアメシスト・クラスターを中心に17点の鉱物標本を新規掲載しました。
内訳は「アウトレット水晶/アメシスト」に10点、「同/水晶クラスター」に1点、
「同/美姑産水晶」に1点、「アウトレット鉱物原石/鉱物原石」に3点などです。
大部分は一般販売用とは別にコレクターズアイテムとして取り置いてあった鉱物標本類で、
同じような原石を再度見つけるのは難しいと思います。
鉱物の大部分は地下の空洞中に液体や気体のなかで、
同一の分子・原子が結び付くことで結晶を発達させていくのですが、
圧力や温度、成分濃度などわずかの違いで誕生してくる原石は千変万化して、
同じものはふたつとないほどです。生物だけではなく意識がないと思われている物質の個体差は
ほんとうに不思議です。2-24-1 086 130 077


飛竜
★ 3/08<過ぎてゆく日々のこと> 
以前お知らせしたようにこのホムページは実店舗があった時代の在庫一掃を目指しています。
セミリタイア期間中になるべくたくさん売れていくように願っています。
そのためたくさんのアイテムを5割引、7割引にしてあります。
定価のままの製品も世間の相場に比べて大幅な安値になっていると思います。
このような事情なので売り切れ品の新規制作は予定していません。
たとえば「国産天然石 加工品」のように当社製品が品切れた場合、
類似の製品が再度市場にでることはないだろう製品もあります。
コロナウイルス騒動の時期と前後して、国内業者の性質が変わってきたり、
海外の制作・流通事情が変化を余儀なくされていたりして、
従来のように手頃な価格で天然石加工品を入手するのが難しくなっています。
残念なことです。(写真はピンク翡翠飛龍)


エレスチャル
★3/13<新着製品> 
「アウトレット水晶/エレスチャル」に小サイズのものを中心にブラジル産エレスチャル5点を
新規掲載しました。名付けて「ベビーエレスチャル」は既存の水晶を母岩に、
エレスチャルが育ちはじめたころの形状をとどめていて貴重です。
地下水の急激な温度変化などが原因で結晶の成長が中断されたようです。
「エレスチャル特選品」はファインミネラルの仲間に入れたいほどの逸品。
平らな水晶の3面にエレスチャルが発達していて両面からの観賞を楽しめます。
他に「同/ファーデン水晶」に肉厚なファーデンクォーツを1点、
「同/水晶ポイント」にパワーがわかる人なら欣喜雀躍間違いなしの
雲南産水晶ポイントを1点、新規掲載しました。



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<過ぎてゆく日々のこと>のまとめ 3/09-3/11 2024  10:39
スイレン
★3/09<ゾクチェン> 
日本にいるとチベットは遠い。ごく短期間首都ラサに滞在したくらいでは知った顔もできない。
チベットの宗教について短くまとめるのは難しい。
チベットの宗教というと一般には淫祀邪教そのままのような仏像や仏画で知られていて、
そこには西洋思想よりさらに深い思想、
現代文明の閉塞感から抜け出る智慧が埋もれていることを理解されていない。
見かけの淫らさが儒教思想になれ親しんだ人々にアレルギー反応を引き起こしている
(セックスと聞くだけで、なんてけがらわしいと思うような人たちのことだ。自分も当事者のくせに)。
チベット仏教には後期インド密教をベ−スに4つの大きな流派とボン教という土着信仰が
仏教化した宗派がある。後期密教は空海が招来した中期密教以後にインドで隆盛した密教で、
母系文化の影響のもと、性の恍惚を比喩に宗教的神秘体験(悟り)を
語ろうとしたことに大きな特徴がある。
話題のゾクチェンはニンマ派とボン教の瞑想法で、
日本の禅宗で「無」に瞑想して心を無の境地に開いていくのに似ている。
ゾクチェンの場合は「無」の体験で終わりにしないでここから成就への道程がはじまる
(ここでの「無」は空白でも虚無でもない)。
チベットは1948−51年にかけて中国軍によって侵略され、その後、
紅衛兵による悪鬼のような蹂躙という過酷な時期を迎えた
(中国軍による征服と抑圧はいまもつづいている)。
これが契機となってインドに亡命したチベット人僧侶がさかんに欧米に招聘されるようになり、
チベット仏教が世界に知られていくようになった。11-23-2 065
(真摯な気持ちで「性」に向かうならセックスが神秘であることがわかる)


クリスタルブッダ
★ 3/10<ゾクチェン> 
カレンダーに眼をやるときょうはもう3月がはじまって10日経っている。
2月の終盤からずーっとチベットのボン教のゾクチェン関連の本を読みふけってきた。
関連する書籍を次々に読んでいくと概略の理解に役立つだけではなく、
関連する分野のどこにおさまるかが見えてくる。
ここではチベット密教とか、インドを含めてタントリズムの、ということだが。
ひとつの対象を撮影するのに望遠レンズから広角レンズにきりかえ、
さらにマクロレンズでとらえるようなもので、頭の中で対象が輪郭をととのえ立体感をましていく。
原稿を書けるほど詳しく知っているわけではないが、
タントリズムはゾクチェンがチベットに伝わったのとほぼ同じ時期に、
北インドのカシミールあたりで仏教とヒンドウが混交して醸造されたらしい。
だから観音菩薩は女性化したし、チベット密教の菩薩たちのなかには女神のごとく胸がふくらんだ
彫像がある。世間では性的差別の撤廃、男女同権ということがいわれているが、
それは女たちを男と同じように扱うということで、
女神信仰の底流にある大地の女性性をみんなで生きるというのとは違う。
難しい問題だし、熱意を込めて書いても世俗の人たち、
とくに政治意識の高い人たちには理解できないテーマと思う。
(2-24-2 414クリスタルブッダは虹の身体を実現したゾクチェンのブッダでもある)


本
★3/11<ゾクチェン> 
『光の少年、チベット・ボン教の二つの図象から読み解く秘密の口承伝統』
(サムテン・ギェンツェン・カルメイ、津曲真一訳、ナチュラルスピリット、2023)を読了。
一回読んで終わりにしないで、同好の志が集って、数ページづつ内容を話し合うなら、
思考を深めていけるだろうと思った。
寂しいことにそういう知り合いはいない。「光の少年」はボン教の瞑想&思想体系であるゾクチェンの
聖者タピリツァの別名で、真理の象徴という。
本書は2枚のタンカの解説書となっていて、
3分の2ほどはゾクチェンの「師資相承伝」が展開されている。
残り3分の1がボン教の聖典「シャンシュン・ニェンギ」のうちの「四輪結合」の解説となっている。
後者を読むとボン教やチベット密教の奥深さに目まいがする。
現象世界を人間の意識はどうやって認識していくのか、それと涅槃(解脱)との関係や、
死後のバルド(中有)の旅とのつながりなどが説かれている。 
自分にとって本拠地は『ヨーガスートラ』にあって、後期密教以外の仏教にはさほど関心はない。
その経緯の上で、チベット密教やボン教への興味が深まっている。 2-24-1 261

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<過ぎてゆく日々のこと>のまとめ 3/05-08 2024  08:11
梅の花
★ 3/05<過ぎてゆく日々のこと> 
バスを降りて山の家への道すがら山の中に入って、荒れ地の端に咲く梅の小枝を3本ほど
折ってきて仏壇に供えた。人家の庭じゃないから多少小枝をくすねたところで咎める人はいない。
それに家に着くまで10分ほどのみちのりを、擦れ違う人も車もなかった。
リュックの脇のポケットに梅の枝をさして歩く姿はちょっとばかり風流だと思っていた。
仏壇にはカシワモチを供え、香を焚き、般若心経を2巻読んだ。
父母それぞれの命日を覚えていない。何歳で亡くなったかも忘れている。
坊主に依頼しての法事もしていない。
自分が読む般若心経のほうが、そこらのパワーレスの僧侶よりましと思っている。
親が子を育て、その子がまた子を育てる。
うちの場合は彼が息子でよかったし、彼の子が自分の孫でよかったと思っているが、
そうでない親もいるだろう。
いまの社会環境は子育てするのに難しく、
老後になっての見返りゼロでは、育てる励みも減るだろう。難しい問題だ。
午後からの小雨は夜遅くに雪に変わった。
南の部屋の窓から街灯に照らされて点描画となって降る雪を見ていたら、
薄く雪が積もった道路を白い着物を着て髪の長い女性が傘もささずに歩いていった。
2-24-1 384 397 403


ラサ、ポタラ宮
★ 3/06<ゾクチェン> 
日が暮れて夜の帳(とばり)が下りると、
自分の部屋の山側の窓の外はまっくらでひとつの明かりもない。
道路がないから街灯もない。
耳をすますと渓流の水音に加えてわずかに雨の音がする。
雨に濡れてタヌキやイノシシは寒かろう。シジュウガラだって辛かろう。
室内の模様を鏡のように映した暗い窓のこちら側をテントウムシが一匹降りてくる。
チベット仏教への関心がつづいていて、1983年に開催された「大チベット展」という展覧会の
図録を出してきた。ゾクチェンにはニンマ派とボン教とふたつの流派がある。
伝説や継承の違いがふいにわかった。
こういう宗教関係の流派は、たいがい自分のところの水が一番甘いことを誇張して客集めしようとする。
有名社寺の参道の蕎麦屋の客引きみたいな口上がつづいて、
通りすがりの旅行者がそれを理解するには時間がかかる。
本に書いてあっても読んでわかることと、鷹が爪で獲物を掴むようにそれをしっかりと
理解することは同じではない。ゾクチェンは「大いなる完成」という意味のチベット語。
ヨーガでいうプルシャの輝きを回復させる瞑想法をいうんだろう
(仏教はプルシャ、真我を認めないからやっかいだ)。(ラサ、ポタラ宮)


クリスタルブッダ
★3/08<ゾクチェン> 
このフェイスブックはこれまで作ってきた単行本のつづきで、
うちのお客さんに天然石を軸に精神世界の広がりを紹介していくためにはじめた。
心の宇宙への理解は瞑想抜きには始まらない。
読めばわかるなどと思うのは無知のさらけだし。
日常性を離れるということを知ってほしくて、瞑想入門みたいな記事がふえていく。
ゾクチェンとチベット仏教、ボン教についてもまとめておきたい気持ちがあって、
数日来、どこを糸口にすればいいかを考えている。
ボン教を含むチベット密教(後期密教)には知らないことが多々あるし、
ゾクチェンの実修者ではないからなおさらだ。
若かったころの一時期、狂気のような瞑想マニアだった。
そのあげく身体のなかで太陽が爆発するような体験をした。
いま同じようなことが起きたら、身体がもたないだろうという気配がある。
老いると過激なことを好まなくなるようでもある。
それでもインドの後期密教=チベット密教について思いを巡らせるのは素晴らしいことと思っている。
(チベット仏教には成就の最終形態として「虹の身体」という考え方がある。
クリスタルブッダに似ている)
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<過ぎてゆく日々のこと>のまとめ 3/01-02 2024  08:37
山の家
★3/01<過ぎてゆく日々のこと> 
もしも子供が世の中にうまくなじめないようなら、人類の5%くらいはそういうふうに生まれてくる、
彼らが文化を刺激して牽引してきたと語ってやるといい。
彼らがいなかったら文化は薄っぺらなものになっていただろう。
停滞し退屈して滅びていたかもしれない。
よく覚えていないけれど、コリン・ウイルソンがなにかの本に人類の5%ほどは
他と違う能力を持って生まれてくると書いていた。
おそらくどんな動物も5%くらいは規格からいくらかずれていて、
かれらが種に活気をあたえ自滅するのを防いでいる。
そういうものなんだと子供たちに教えてやれば、彼らは自分を受け入れることを学ぶ、
自信もついて新たな一歩をそこから踏み出せる。社会との軋轢を広げずにすむ。
そんなふうに思っている。
世の中になじめなくて会社勤めに向いていなくても、職人になるなど、
他人とあまり付き合わなくて済む職業がたくさんある。
山の家にいると林業や造園業は世間から多少ずれていても立派に腕を磨ける職業のように見える。
1-24-2 024


宇宙卵
★3/02<過ぎてゆく日々のこと>
いれたてのマグカップのコーヒーにクリームを加えて浮かんでくる白い模様に見とれてしまう。
コンシャアゲートの模様に似ている。濁流の渦巻きにも似ているし、火山の噴煙にも似ている。
自然界ではミクロからマクロまで同じ物理の法則にしたがう。
やがてマグカップのコーヒーが白く染められた茶色一色になるように、
エントロピーは静止に向かって拡散していく。
古代のインド人は心(意識活動)も物質の一種と考えていて、
表層意識はコーヒーにいれたクリームのように潜在意識のなかに姿をあらわすと想像していた。
何ごともいっとき姿をあらわにして消えていく。(宇宙卵のヤントラ)


梅の花
★3/03<過ぎてゆく日々のこと> 
頭の中で、人里離れた山中のあばら屋で、破れた屋根から入る月光のもと、
人間とは思えないほど醜い老婆がカマを研いでいる。
迷い込んできた旅人を調理して餌食にするためのもので、
老婆は「山姥(やまんば)」とよばれている。
母方の祖母は話が上手な人で、彼女が語ってくれた山姥の話は、
いまにも板戸をあけて髪ふりみだした山姥がはいってきそうでほんとうに怖かった。
江戸時代に飢饉となると、自分たちが生き延びるために死期の近い老人を山に捨てた。
おおかたはオオカミの餌食になったが、なかには生き延びる者もいた。
老婆のばあいは山姥になった。山姥は火炎に包まれた雲にのり、旅人を仕留めるまで追いかけた。
神話の構造としては山の神は元来女神で狩りの獲物を生み、人間に授けてくれる存在だった。
なのに男社会になるにつれて母系的なものはことごとくさげずまれ、
マッチョな男たちの武勇伝に書き替えられていった。
女神は貶められて山姥になった。
古い時代の神話では、女神は少女と成熟した女、老婆の3つの相をまとってあらわれる。
老婆になった女神は男たちに恐れられたがゆえに凌辱されて、
醜く恐ろしい姿で描かれるようになった。復権する山姥のお話を考えている。
(1-24-2 067雛祭り)

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<過ぎてゆく日々のこと>のまとめ 2/28-29 2024  08:24
紅梅
★2/28<過ぎてゆく日々のこと> 
過密な環境で小魚を飼って餌を与えないでおくと共食いする。
奈良や平安時代は150−200人ほどの貴族が足のひっぱりあいをして、勝者たらんとしのぎを削った。
今の会社でも似たようなことが行われている。
違っているのはしばしば敗者はライバルの策略に負けて死に、死後に怨霊になったことで、
勝者は怨霊を恐れつづけた。彼らは精神的に不健康でみんなが心をやんでいた。
疑心暗鬼な日々が日常で、思い込みに呑みこまれやすかった。
飛鳥時代が終わって奈良・平安時代になると古墳は作られなくなり、翡翠勾玉も用済みになる。
日本の古代史への関心も薄れていった。
ところがたまたま『歴史読本・特集敗者の古代史』という雑誌を読んで、
ここらあたりの時代は怨霊オンパレードであったことを知り、
この世に恨みを残して死んでいった者たちへの関心が強まって深入りしつつある。
彼らには権力にしがみつくことの愚を示してやったほうがいい。1-24-2 067


スギ花粉
★2/28<過ぎてゆく日々のこと> 
庭に座って向かいの山を見ていた。逆光のもとで手前の丘の木々が銀白色に光っていた。
椿か榊か葉に光沢のある樹木らしかった。
そこでは木々のどれもが満ち足りていた。
こんなふうに目にするものなにもかもが充足して見えるというのは、
恍惚の人になっていく兆しかもしれなかった。
もっとも旅先では山や川に接するとそういう思いにかられることがしばしばあったから、
人生の余裕とも思う。
そのうち遠景の杉林のあちこちで薄茶色の雲がわかくのに気付いた。
思いを巡らせて杉が花粉を撒いていることに気付くのに幾らか時間がかかった。
木立ちのなかほど黒い影の部分でふいに霞が不意に吐きだされ、風に運ばれて拡散していった。
やがて山の全体が黄色がかった霧におおわれた。
近くのトタン屋根では荒れ地に砂塵が渦巻くように積もった花粉が小さな竜巻となって走った。
杉の枝の1メートルほどの範囲の花穂が完璧にシンクロして花粉を噴霧する様子は、
木にも意志があって談合しているかのようだった。(1-24-1 052 061遠景でもやっているのが杉花粉)


ゾクチェン
★2/29<読書記録> 
『ゾクチェン瞑想マニュアル』(箱寺孝彦、ナチュラルスピリット、2019)を再読。
読み過ごしていた箇所もよくわかった。
瞑想法にも流行があって数年来もっともホットでクールな瞑想法と注目されているのが
チベット密教(ボン教を含む)のゾクチェン。
これまでゾクチェンをテーマにした本にはダライラマやナムカイ・ノルブの著作があったが、
具体性に欠けていた。
ゾクチェンは加行と本行の2本仕立てで、いきなり「ツァルン」という
クンダリニーヨーガみたいな瞑想法にトライしても、たぶんうまくいかない。
加行については『光明の入り口・カルマを浄化する古代チベットの9の瞑想』
(ヨンジン・テンジン・ナムダク・リンポチェ、箱寺孝彦訳、∞books、2018)
というガイドブックがある。著者箱寺さんには「箱寺先生のちいさな瞑想教室」というサイトがある。
ここでは低価格でチベット式先祖供養をしてもらえるので、日本の僧侶に不信感が強かったり、
自宅仏壇に僧侶を招きたくない人には助けになる。2-24-1 257

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<新着製品> ヒマラヤ水晶勾玉、水晶ポイント、セール終了 10:24
ヒマラヤ水晶勾玉★2/23<新着製品>
「天然石勾玉・勾玉アクセサリー」に30mmサイズのヒマラヤ水晶勾玉6点を新規掲載しました。
ヒマラヤ水晶勾玉はこの6点で販売終了です。
パキスタンのカラコルム産水晶を香港の工場に送って特注制作した水晶勾玉です。
完全無傷製品ではありません。水晶製品は撮影するとクラックやクラウドが目立ってしまいますが、
実物ではそれほど気になりません。
ヒマラヤ水晶は浄化力が強いことで有名です。勾玉の腹の部分が深くえぐれた古代型のデザインで、
よこしまなものを寄せ付けない「辟邪」の威力が強い作りになっています。12-23-1 262 281


雲南水晶
★2/24<鉱物標本> 
山の家から鉱物標本といっしょに持ち出してきた水晶ポイントの見事さに驚嘆している。
すっかりと忘れているがこの立派さだからこそ保管してきたのだと思うことしきり。
レムリアンシードとレコードキーパーはここでは付録。
端正なプロポーションもさりとてながら、最大の喜びはポイントの瑞々しさにある。
言葉で説明するのは難しいし、どのように表現しようと美しさが万人に伝わるものではないが、
この水晶は自分を研(と)ぐのに適している。
ヒーラーを自認する人であれば解説不要と思う。
雲南産。123mm/334g。1-24-1 515 520 536 533 531¥80,000


四川省水晶
★3/01<新着製品> 
きょうは3月1日、ピッカピカの月が始まる。
昨日で当社セールは終了しました。たくさんのご注文ありがとうございました。
発送が遅れがちになっています。しばしご猶予ください。
全品2割引というのはたとえばもとの価格1万円の7割引製品なら3千円が
さらに2割引で2400円になってしまう大変お得なセールでした。
新規のお客さんのなかには、なぜこのサイトの製品は5割引、7割引製品が多いのか、
「大丈夫だろうか?」と疑問に思う方がいるかもしれません。
7年ほど前まで実店舗があったのですが、年齢の問題で通勤がしんどくなり、
閉店して在庫の販売用に開設したのがこのサイトです。以来ずーっと閉店セールがつづいています。
うちの石たちは流行を超越しているので7年前も今もピッカピカ、
さらにいうなら100万年前からずーっとピッカピカ。
石たちと出会うことで、大地とともに、地球の一員として暮らしていることに気付いていただけれは、
と思っています。1-24-1 046

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<過ぎてゆく日々のこと>のまとめ 2/23-24 2024 08:31
パンジー
★2/23<過ぎてゆく日々のこと> 
現代人であるわれわれは起きている間は四六時中、目に入るものを見たり読んだりしている。
PCやスマホのニュース程度なら見ても読まなくてもどうでもいい、
知っていないと周囲から取り残されることもない。
それのみに囚われてしまうと、メディアや企業の思いのままに操られる低劣な人間になりさがっていく。
なのに目にするものことごとくを読む習性から逃れられない。
人間性について真面目に考えるなら、この問題はもっと考慮したほうがいい。
見たり読まなくする方法はただひとつ、目を閉じること。頭をたかくして仰向けに横たわり、
目を閉じると、気がおなかの方におりてゆく。
水に浮く枝葉のように身体が滑らかになる。
空気の気配と同調する。空気を読むつもりになると、
2月のなかばだというのに春の気配がみちていることがわかる。
いろいろなことが見えてくる。(2-24-1 223 紫色のパンジーの花に止まった雨滴)


本
★2/24<読書記録> 
『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ、友廣純訳、ハヤカワ文庫、2023)を読了。
アメリカ南部、ノース・カロライナ州。フロリダに近く比較的温暖な土地。
海岸のすぐ内陸部に水路がある湿地帯は文明から放置されている。
落伍者たちが点在するバラックがあって、地元からはごみくず扱いを受けている。
そういうところで両親や姉兄から捨てられた少女がひとりで必死にサバイバルしていく。
少女の成長物語は恋愛小説にかわり、恋人が変死したことでミステリーになる。
野生動物の生態が語られることが多く、彼女も野の育ちであることが強調される。
タイトルがよくて表紙のイラストもとてもいい。
帯には「2021年本屋大賞翻訳小説部門第一位」と印刷されていた。
書店にカミサンとふたりでいて、この本おもしろそうだ、といったら、
彼女はすでに読んでいて、すごくおもしろかった、といった。
うちではあまり互いの趣味の話をしない。
それで借りて読んだ。まあまあおもしろかった。2-24-1 252


梅の花
★2/23<読書記録> 
『謎の平安前期』(榎村寛之、中公新書、2023)をおおざっぱに読了。
サブタイトルに「桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年」とある。
初めは熱心に、かつ興味深く読んでいたけれど、
途中で登場人物の多さや著者との感性の違いにめげてしまって、適度に拾い読みしておわりにした。
半年ほど前から飛鳥・奈良・平安時代関連の新刊書を買っては、
途中で投げ出したり、パラパラめくって放置したりしている。
若手の文化人類学者の本が退屈なのと同様、新進の歴史学者の著書にも波長があうのと出会えない。
彼らは気負いすぎなのか、自分の意見のみに力こぶをいれて余裕がない。
古代史への向き合い方に、古代の人たちへのシンパシーがあるのとないのとでは、おおいに違う。
人間の存在を宇宙の一部とみなしていた人たちの文化を、
理知的なモノサシで解明できると考える人たちと付き合おうとすると呼吸困難になる。
学者たちと旅人は同じ事象に会っても違うものを見ている。

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