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アポフィライトなどインド、プーナ産鉱物と親しくする  11:59
アポフィライト
<アポフィライト>
ニューエイジという言葉が話題になりはじめたころだったと思う。
農家の離れを仕事場に借りて天然石製品の通販をしていた。
そこにインド帰りという日本人女性が、トランク一杯にインド産鉱物を詰めて訪ねてきた。
聞けば彼女はボンベイ(ムンバイ)の近く、プーナという町のラジネーシのアシュラムに長くいた。
近くにゼオライト系の鉱山があって、アポフィライト、スチルバイト、
オケナイトなどの鉱物が産出するという。どれも耳新しいものばかりだった。
アポフィライトやオケナイトはそのとき初めて見た。
アポフィライトは垂面がピラミッド形をしていて、ギラつくほどに照りが強く、
いかにもニューエイジ的で天からの啓示という雰囲気があった。
そんなこんなで彼女も石ヤになって、いまでもミネラルショーで顔をあわせたりしている。
(写真はアポフィライトの垂面だけを割りとったナチュラル・ピラミッド)。1-19-3


プレナイト
<プーナ産鉱物> 
鉱物のオタク度テストみたいだが、以下の鉱物名を聞いて、いくつぐらいその姿を思い浮かべられるだろう。
ゼオライト(沸石)の仲間として、メソライト、スコレサイト、スチルバイト、ヒューランダイト。
構造に水酸基(OH)を含んで、しばしばゼオライトと共存する鉱物として
オケナイト、アポフィライト、プレナイト、カバンサイト、ギロライト、など。
これらの鉱物のほとんどがインドのプーナで産出した。その後閉山された鉱山もあると聞いている。
ラジネーシ・アシュラムがにぎわったのは自分のなかのインド熱が冷めたあとだったので、
プーナは訪ねずじまいだった。
いま、これらの鉱物を思い浮かべる。ほとんどがストックボックスに埋もれている。
脳裏に浮かぶイメージをひとつづつ追っていくと、
彼らは遠くの惑星のマグマの池の縁に繁茂する丈の短い植物のように見える。
(写真はサムネール・サイズのプレナイト)

スチルバイト
<プーナ産鉱物> 
インドはイギリスに植民地支配されたあとで自国の文化の優位性を発見した。
西欧の神学は比較するに足らなかった。以降たくさんのグル(精神世界の指導者)を排出した。
現代になってからの有名どころでは、アフロヘアで手から聖灰を振りだすサティア・サイババ、
街頭で踊るハレクリシュナのスワミ・プラブパーダ、TMのマハリシなどがいて、
神智学協会出身のクリシュナムルティと、プーナ産鉱物で目下話題のシュリ・ラジネーシもいる。
サティア・サイババは奇抜な風体とは裏腹に正統的なバラモン教徒だった。
スワミ・プラブパーダはクリシュナへの献愛をつらぬくバクティヨーガの継承者だった。
クリシュナムルティはインド哲学について解説しはしなかったけれど、
根底にはウパニシャッドがあり、晩年はブッダに自分を重ねていた。
ラジネーシはアクエリアスの時代のスポークスマンだった。
キリストの2千年は家父長制文化の崩壊とともに終わっていった。次にくるのは母系的な女神信仰、
つまりタントリズムの復活で、これはもうラジネーシの独壇場だった。
ラジネーシとクリシュナムルティは犬猿の仲で、同じ飛行機に乗る機会があったが、
両者は顔をそむけあったという。愉快な話と思っている。
アポフィライトやオケナイト、スチルバイトなど、プーナ産の鉱物を思うと、
あのギョロメのオショウがいっしょに付いてくる。(写真はリボン風スチルバイト)
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カーネットに思い入れすると心に暖かな電球がともる  20:53
グロッシュラー
<ガーネット> 
山の家ではいろいろな場所で時間が止まっている。あとで片付けようと、プレーヤーの横にCDを置く、
するとそのまま10年経ってしまうのはざらで、
いまでもVHSやカセットテープがいろいろな場所に散らばっている。
このガーネット標本もそのひとつで、そのうち名前を確認しなくてはと電話器の横に置いたまま
5、6年経ってしまった。思いたって住まいのほうに持ってきて、
ああ、グロシュラーライトなんだと思った。
グロシュラーライトの仲間うちではオレンジ色したヘソナイトや、
タンザニア産の緑色したツアボライトが有名であるけれど、いろいろな色味があって、
自分的には追及しきれなくなっている。
かつてガーネットマニアの日々があった。
ガーネットときくと洞窟の壁いっぱいに小さな果実型の結晶が群れた風景が見えて、心に電球がともる。1-19-1


アルマンディン
<ガーネット> 
シルバーリングや18Kペンダントを自社制作していたころは、ルースの買い出しも仕事のひとつで、
香港や東京のジュエリーショーにしばしば出かけた。
リングのデザインを優先するとそれにあうサイズのルースも手配しなくてはならないので、
ディーラーに特注するということもあった。
8mm丸と5x7mmのモルダバイトを100個づつとか、8x15mmのシトリンを50個とか、そんな具合だ。
制作会社が原石を持っていない場合は、自分で原石を手配した。
時は流れてルースを扱わなくなってだいぶ経っている。触れていなければ名前も忘れていく。
ガーネットなどはきわだった例で、このグループでは結晶形の似たものが7−8種類ある。
それらのうちで特別な色味のあるものは鉱物名とは異なる宝石名でよばれるので、
ヘソナイトとかマンダリンと聞いてもとっさには鉱物名がでてこない。
それでもガーネットには特別な思い入れがあって、
以前に旅行した土地のいくつかにいまでも恋慕しているように、
ガーネットのルースに触れると愛しさが胸元にあがってくる。
(写真のルースはアルマンディン)。1-19-2


スペサルティン
<ガーネット> 
ガーネットは主成分は「R+R+ケイ酸」であらわされる分子組成になっている。
R+Rが鉄とアルミニウムとか、カルシウムと鉄というように元素を変えるごとに
異なった名称のガーネットになる。
和名ではアルミニウムに「礬(ばん)」、カルシウムに「灰」、クロムに「格」、
マンガンに「満」、マグネシウムに「苦」(味が苦いからだとか)をあてるので、
これらの漢字を適宜あてはめていけば柘榴石それぞれの和名となる。
たとえばアルマンディンは「鉄礬柘榴石」、スペサルティン(スペサルタイト)は「満礬柘榴石」、
グロシュラーライトは「灰礬柘榴石」といった具合だ。
けれど鉱物を和名でよぶのは違和感がある。
日本では現代風鉱物趣味は大学の鉱物愛好会のようなマニアックな世界からではなく、
ニューエイジ風パワーストーンブームから派生していった。
オタク風和名に馴染みにくいものがあるのはそのためと思っている。
それに「満礬柘榴石」といわれたって綺麗じゃないしスマートでもない。
写真はスペサルティン(スペサルタイトともいう)
(ここらの記事はオッサンが若い衆に昔話をしているようなもの)1-19-2
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ターコイズに多様性の中の個性化を教わる  08:30
チャイナターコイズ
<ターコイズ> 
ターコイズついでに倉庫から話題になりそうなものをいろいろ探してきた。
キーワードは多様性と個性化にある。
いまでは天然石ビーズというと丸玉のシリコンゴム結びのブレスばかりが目につく。
流行だけではなく文明も進化も、多様性を無視すると、単一化して脆弱化し、退廃していく。
つまりはみんなでよってたかって流行をむさぼると流行は自滅していく。
目につかないところから次の世代が育っていくのだから、脇道や支流に目をむけておくのも大事だ。
写真の原石ビーズはチベットで買ってきたワイルドな天然もの。
水晶にいろいろな色と形状があり、サファイアが青色だけではないように、
たいがいの天然石は驚くほど幅広い多様性のうちにある。
その多様性に目をやると世界がものすごく豊かになる。
多様性があってハチャメチャで、それなりにそれぞれが個性化しているというのが好みだ。 
(ファミレスの定食とか、レストランのコース料理とか、そういう人生って?)1-19-2


イエローターコイズ
<ターコイズ> 
ターコイズは成分に鉄分がふえると緑色になっていく。
中間過程が黄色のものでイエローターコイズという。
あるとき香港の加工業者から連絡があって、イエローターコイズとアフリカターコイズの原石が届いているが、
何か作らないかとのことだった。
前者からは38mm勾玉と10mm玉ビーズを、後者からは30mm勾玉を作ってもらった。
30mm勾玉は遺跡出土品のような仕上がりで自分では気に入っていたが、
アメリカ・インディアン出身の日本人のお客さん以外あまり褒めてくれる人がいなかった。
それがあるとき関東の古くからの神社の宮司さんの目に留まって、
厄落しによくきく形ということでたくさん注文していただいた。
特殊な波動の石はぴったりとおさまる人の手に渡ると、おおきな効力を発揮する、と思っている。
店があったころは、ここにあなたのための守護石があると思っても、
見向きもしないで、違う石を買っていく人が何人もいた。
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ターコイズは空色以外に白・黄・緑のものもある  08:24
グリーンターコイズ
<ターコイズ> 
ビーズのストックボックスのなかに、グリーン・ターコイズのナゲットカットしたものを再発見。
何年も前の香港ジュエリーショー、この色鮮やかなターコイズを前に人が群れなしていて、
みんなが珍しがっていた。ビーズのほかに各種サイズのルースもあった。
染色品のようだが販売員は詳しく知らない。ともかくも20連ほど買ってきたうちの残りだ。
トルコ石の水色は着色成分が銅で、銅の含有量が減ると白くなっていく、
変わって鉄分が増えると緑色になる。
中国産のトルコ石には緑色をおびたものが多く、漢字で緑松石と書く、と以前に書いたように思う。
それにしてもこの緑色はなんなんだろう。あらためて疑問に思って一粒をハンマーで砕いてみた。
芯の芯まで同じ色をしていた。染色品ではないようだ。
『天然石のエンサイクロペディア』という本をみると、トルコ石は6種の鉱物のグループ名とあって、
明るい緑色のターコイズの写真も出ていた。
このグリーン・ターコイズ、案外天然物かもしれない。1-19-2


中国産ターコイズ
<ターコイズ> 
ターコイズは真贋見極めがたい石の筆頭。
いくらか鉱物ファンになると「練り」という言葉に惑わされ、
なんでもかんでも「練り」ではないかと疑う人もでてくる。
自分の認識では練りは石がもろく崩れやすい貴石、たとえばターコイズやアズライト、ラピスラズリなどの、
きれいな部分のみを集めて粉末にし、樹脂でかためてヨウカン状にして、カットしやすくしたものをいう。
カマボコみたいなネリモノだ。
ターコイズではマグネサイトやハオライトなど白色塊状の鉱物が染色されて、
安価なターコイズ類似製品になる。
ターコイズではたいがいは原石を加工するまえに樹脂浸透して安定させる。これは「練り」ではない。
天然石との付き合いを深めていくには、おおまかに高品質製品の価格を知ることが大事で、
それに比べて同じような質にみえるのに超安価な製品はたぶんどこかに問題がある。
写真のビーズは中国産(チベットか?)ターコイズとしては上品質。 1-19-2
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<新製品情報>シルバーリング、18Kペンダント、ピーターサイト  10:16
ルーン文字のリング
<新製品情報>  
姉妹店<Mo's jems>ではアウトレットのシルバーリングの売れ行きが好調です。
リングサイズが限られていて申し訳ないのですが、ご希望のサイズがあればドッキリするほど安価です。
しかもこれらのリングはルーン文字が刻まれていたり、太陽と月のシンボルがアームを飾っていたりと、
タリズマン効果たっぷり。100年経っても効力が薄れないハイパワーなデザインになっています。
マンネリ気分をはね飛ばして、気力をふるいたたせてくれます。
思いもよらない幸運をつかみとることもできそうです。017-3
シルバーリングはここが入り口


ルチルペンダント
<新製品情報> 
今回はペンダントとルースの特集。「アウトレット/アクセサリー・ルース」のペンダント・ページには
14Kホワイトゴールドと18Kゴールドのペンダント11種類を掲載しました。
いずれも定価の半額です。定価は貴金属地金が高騰する前の価格なので、
たいへんお得な値段になっています。11種類のうちにはアメシスト・ペンダントが3種類含まれています。
ルースはペリドット・ブルートパーズ・ローズクォーツ・インカローズの4種類、
ストックボックスから適宜選んできました。大棚ざらえ価格にしてあります。
何種類ものルースを眺めていると、小さな宝物をたくさん集めていた子供のころの気分がよみがえってきます。


ピーターサイト
<新製品情報> 
「アウトレット・アクセサリー」の「ルース」ページにピーターサイト不定形のルースを5点掲載しました。
ルースのままもっているだけも嬉しくなるきれいな石です。
稲妻に似た衝撃的な光の舞を楽しめます。
ピーターサイトはリーベック閃石という角閃石の一種に、メノウ成分が浸透して生まれる鉱物。
構造的にはタイガーズアイと似ています。本品は茶色部分がほとんどなく、
濃紺地に白銀色の天空の模様がシラー効果のようにうかびあがる最上級品です。
ピーターサイトに特有のキャッツアイ効果は、暴風と稲妻で有名なシェークスピアの戯曲
「テンペスト」を連想させることから「テンペストストーン」と名付けられ、
「天国への扉を開けるカギ」と称えられています。
ピーターサイトは強い光線のない場所では濃紺色にみえます。

新製品を見るにはここが入り口
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<新製品情報> 神居古潭ミニ勾玉とフローライト・ブレスレット 09:52
カムイコタン
<新製品情報> 
神居古潭ミニ勾玉「龍牙」7点を「日本産天然石/神居古潭」に掲載しました。
神居古潭石製品はあまりストックがなく、「龍牙」もまもなく品切れになります。
神居古潭石(カムイコタン)は北海道旭川市郊外の神居古潭渓谷で採集される変成岩の一種。
産地はアイヌ民族の聖地だったところで、神(カムイ)の村(コタン)の意味でカムイコタンとよばれていて、
黒色系で石肌の緻密な神居古潭石は神々のパワーが宿る霊石とされてきました。
落ち着きがあって品がよく、しっとりとした風味をしています。
石の力強さが心に染み込んできて、辛さや寂しさの隙間を埋めてくれます。


フローライト
<新製品情報> 
フローライトのビーズは1連のなかに、いろいろな色調の紫、緑、青がまざっている。
それをほどいて透明で白っぽくいくらか緑がかったものを選びだす。
『色の手帳』には近似の色に白緑(びゃくろく)の名がある。
萌葱色の染料を水で薄めて寒天でかためたような色合いだ。
この寒天のなかを泳ぐアリの視覚を楽しむ。
気持ちが南の島に飛んで波打ち際で水の色に遊ぶ。
岩場から海に潜って海水を通して大空を見上げる。
ここにも寒天の視覚があって、意識が向こう側へとすべりこんでいく思いに目が眩む。
フローライトの8mm玉を連ね、オーロラ加工したクラック水晶を挟んだブレスレットを組んでいると、
透明で寒天質な色彩の魔力に捕らえられてしまう。
離れたいと思えばすぐにも離れられるのだが、薄荷色の海につかまっているのもおつなものと思う。


フローライト
<新製品情報> 
フローライトの8mm玉とオーロラ加工したクラック水晶を組んでブレスレットを作った。
PCゲームの中へ入っていくようなトリップ感覚のある製品になった。
天然石の透明な色彩の中へ入っていく。それにはふたつの方法がある。
自分をミクロの虫のように小さくして石の中へ行っていく方法と、
天然石を鍾乳洞ほどに大きくする方法と。
どちらもDVDを見るのと同じほど気楽な気分でイメージがふくらんでいくのを待つ。
フローライトは意識を上方へとひっぱりあげる。
根から吸い上げた養分が巨木の導管のなかを枝先めざしてのぼっていく。
導管をながれる液体はフローライトの薄緑色。
導管のなかは光がにじんで明るく、炭酸ガスの泡が朝日をあびた結露のようにキラキラ光っている。
薄荷色した液体のなかをどこまでも上っていく。
導管は宇宙樹になる。
大地のパワーのクンダリニーが天空のシヴァに会いたさ一念で宇宙樹であるジュスムナーを駆けのぼる。
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かんらん岩とペリドット、マントル由来の石を手にする喜び 10:14
橄欖岩
<かんらん岩・ペリドタイト> 
翡翠と仲良くすると地球のダイナミズムが身近になる。
地面の下のほう、地殻の底では地質学的時間と超高圧、高温のもとで岩石は流体となって対流し渦巻き、
ときにのたうつ。海洋プレートと大陸プレートの継ぎ目、付加体という地質で翡翠は誕生する。
翡翠は蛇紋岩の岩層に包まれて地殻の表層部に上ってくる。
蛇紋岩は海洋プレートが運びこむ大量の海水によってかんらん岩という
マントルの主要構成岩石が変成されてできる(ここまではいつもと同じ)。
北海道には有名なカンラン岩の産地がある。北海道は1億5千万年前ほど前に、
おおまかに縦半分、現在の日高山脈あたりでふたつの島が結合して誕生した。
そのとき接合面で海洋プレートがめくれあがって、かんらん岩が地表に露頭することになった。
マニアは普通の人が欲しがらないものを欲しがる。
1年ほど前から日高アポイ岳のかんらん岩を欲しいと思ってきた。
念願かなって入手できたのが写真のかんらん岩で海岸への漂着石という。
数十キロの距離を地底から押し上げられてきた岩石だ。
かんらん岩はかんらん石主成分の岩石で、かんらん石の英語名はオリビン。
宝石質のかんらん石をペリドットという。
(カンランという植物があって、明治の学者がオリーブをカンランの仲間と思い違いしたため、
オリビンの和名がかんらん石になったという)


ペリドット
<かんらん岩> 
かんらん石(オリビン)のつづきをしなくては。
かんらん石には.侫ルステライト(マグネシアかんらん石 Mg2SiO4)と、
▲侫.筌薀ぅ函陛瓦んらん石 Fe2SiO4)の2種類あって、
適宜混ざりあうことでペリドットが形成される(固溶体という)。
固溶体は言葉での説明が難しい。
たとえばフォルステライトはマグネシウムとケイ酸の二つの部屋からできていると想像する。
マグネシウムの部屋には大きさが似ている鉄が適宜入りこんで、マグネシウムと混ざりあう。
分子構造としてはマグネシウム・鉄+ケイ酸になる。
同じような仕組みでひすい輝石を含む輝石類や、ムーンストーンなどの長石類も
同類他者と固溶体の関係にある。
分類好きな学者のように自然界は厳密ではなく、融通をきかせあって、
なあなあの関係にあるのでこういうことが起きると思っている。
純粋なフォルステライトは無色透明だが、
適量のファヤライトがくわわると鉄分によって緑色に発色する。
白色のネフライト(トレモライト、白玉)に鉄分が加わって緑色ネフライト(アクチノライト)に
なるのに似ている。(写真の勾玉は22mm)


ペリドット
<かんらん岩> マントルで形成されたペリドットはマグマに捕獲されて地表へとあがってくる。
マグマが凝固して玄武岩になるので、ペリドットは玄武岩といっしょになっていることが多い。
マグマが上昇してくる速度は速く、ペリドットは環境の激変に耐えられず、ひびわれ微塵になりやすい。
玄武岩が風化してペリドットだけが残ると顆粒状・砂状のペリドット・サンドが誕生する。
ペリドットは超高圧高温のマントルで誕生する。なのになぜ柱状結晶があるのか不思議に思っていた。
資料を読んでいるうちに、ペリドットは蛇紋岩(かんらん岩が水和されてできる)の割れ目に
侵入した熱水から析出するものもあって、
このケースでは柱状の結晶を育てると書いてあったのを見つけた。
パキスタン産の標本に多く、添付した写真は滅多にみられない鶏卵大のもの。
宝飾品としてのペリドットは薄暗い夜会でもグリーンが鮮やかに見えるので
「イブニング・エメラルド」とよばれた。
肌の白さがいっそうきわだち、コルセットで盛り上げた胸で輝くと美人オーラも盛り上がった。
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般若心経ブレスと日本翡翠ブレスのバーゲンセール  10:00
般若心経
<新製品情報> 
アウトレット・アクセサリー/ブレスレット」ページに「般若心経ブレスレット」を2点掲載しました。
直径13mmのオニックス・ビーズに、サンドブラストという技法を使って般若心経の全文が陰刻してあります。
般若心経は宗派をこえて称揚されてきた有名経典で、写経された方も多いと思います。
般若心経には観自在菩薩(観音さま)がどのような修行を経て悟られたかが説かれています。
その功徳の偉大さゆえに、先祖供養になる、さらには経典が身近にあるだけで仏・如来の加護が得られ、
災いを避け、息災に暮らせるとされてきました。
外出先で嫌な思いをすることがあったり、あるいは霊的感性が鋭い方には、
身辺守護のためにとくに有用と思います

新作ブレス
<新製品情報>
「アウトレット・アクセサリー/ブレスレット」に新製品23点を掲載しました。
アウトレット扱いにしてありますが、大部分が新たにデザインした新製品です。
チベット産天眼ビーズ、風花(かざばな)メノウ、火炎メノウなど、
よそでは見る機会の少ない珍しい製品を揃えました。
天眼はチベット産の黒白のシマメノウから制作される目玉模様のビーズ。
古くから天の眼であり仏の眼であるとされてきました。
仏の加護があればどんな災いも近寄れないので、天眼はもっとも重要なお守りになっています。
風花メノウは天然メノウを特殊処理した藍染めを連想させるシックなビーズです。
火炎メノウはジービーズ(西蔵天珠)に目玉模様を描くのと同じ技法で
白いまだら模様を焼き付けた特殊なビーズです。
ブレスレットを新調すると、身体の「気」の流れが変わって気分が一新されてやる気もわいてきます。

日本翡翠
<新製品情報> 
新年お年玉企画として、8,500円クラスの日本翡翠10mm玉ブレスを5本、半額でお送りします。
「日本翡翠ブレスレット/バーゲン品」に新規掲載しました。「わけあり品」ではありません。
通常価格で販売しているのと同じ製品です。
新潟県糸魚川市産翡翠原石(糸魚川ヒスイ)を使用し、オペロンゴムで結んであります。
翡翠の基本色は白で、微量の異種鉱物が混ざることで緑・青・黒などに発色します。
この製品のような明るい灰色は国産翡翠では一番ベーシックな色合いです。
日本を代表する「国の石」に選ばれた翡翠は「和」のパワーストーン。
人との出会いをうながすといいます。新年に似つかわしい天然石です。
(この製品はまもなく売り切れ、近日中に追加します)
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<新製品情報>アウトレット・コーナーを三分割しました  10:25
鉱物標本
<新製品情報> 
ホームページのアウトレット・コーナーを.▲セサリー、天然石加工品、9枴原石、
に三分割しました。.▲Ε肇譽奪函Ε▲セサリーにはペンダント・ルース・ブレスレット・
ネックレスの4つのサブカテゴリー。
▲▲Ε肇譽奪函ε形垣于湛品には天然石加工品・可愛い動物・仏像と龍と神獣の3つの小見出し
(サブカテゴリー)、アウトレット・鉱物原石は水晶原石・鉱物原石の引き出しを用意しました。
日本翡翠製品を業務の中心にしたため、従来のコレクションをアウトレット扱いにしただけのことで、
どの製品も流行遅れとか「わけあり品」というわけではありません。
ピッカピカの新品揃いで、石たちならではこそ、百年経っても古くならない品をそろえてあります。11-18-4


貫入水晶
<新規掲載製品> 
水晶クラスターなど10点を「アウトレット/水晶原石」に新規掲載しました。
世界各地で採掘された水晶を選んであります。
水晶の成分の二酸化ケイ素は地殻の約6割を占める物質。水晶は比較的低温で結晶する、
つまり地殻の浅いところで結晶するという特質もあって、世界各地でいろいろな形態の結晶がとれます。
中国の四川省や雲南省のスカルン地帯に産する水晶クラスターは、
すがすがしい味わいがひとしおであるように感じられます。
水晶クラスターは産地ごとの形状のほかに内包物によっても千変万化します。
集めがいがあって眺めるごとに新しい驚きをもたらしてくれます。(写真は貫入水晶)11-18-4 808


碧玉
<新規掲載製品> 
「天然石勾玉/勾玉38mm」に「グリーンジャスパー本勾玉」を個別に撮影して6点を新規掲載しました。
石の模様が微妙に異なります。お好きな製品を選んでいただけるようになりました。
グリーンジャスパーの和名は碧玉(へきぎょく)。産地の名をとって出雲石とよばれてきました。
この勾玉に使用しているインド産ジャスパーは出雲の花仙山で採掘されていたジャスパーに
色・質感ともにそっくりです。
弥生から古墳時代にかけて出雲石からは勾玉や管玉、腕輪などがたくさん作られ、
列島各地の墳墓に副葬されました。
グリーンジャスパーは魔をしりぞけて幸運を招く霊石とみなされ、
魂鎮め(たましずめ)の効力にすぐれているとされてきました。11-18-4
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勾玉と管玉、古代には両者がペアで用いられた   10:39
管玉ネックレス
管玉ネックレス

<新着製品> 「アウトレット・ネックレス」に新規制作の管玉ネックレス9点を掲載しました。


<勾玉物語・管玉> 
両国の江戸東京博物館で開催(1918年10月23日ー12月 9日)された
「玉TAMA・古代を彩る至宝展」に刺激されて、モスアゲート管玉(チューブビーズ)に
日本翡翠4mm玉やレッドアゲート3mm玉を組んでネックレスを作った。
卑弥呼の時代、弥生から古墳時代には、両者はペアで用いられていた。
中国大陸での管玉は、長江下流の良渚文明(紀元前3500−前2200年)と、
内モンゴル自治区の紅山文明(紀元前4700−前2900年)の遺跡から出土する。
両文明からの縄文時代への影響が仮説されているが、
パスタのように細い管玉は弥生時代に始まり、朝鮮半島から伝来したという。
弥生人は管玉ネックレスを身に付けて移住してきた。当然のことに工人も渡来してきて、
列島での管玉制作が始まり、古墳時代へと引き継がれていった。
直径2−3mm、長さ10mmほど、いくら凝灰岩が柔らかいとはいえ、
メノウや鉄のキリで穴を開けるのは容易ではない。なぜ直径が6−8mmの管玉でよしとしなかったのか、
あるいは銅鐸が巨大化したように管玉も大きく太いものを作ろうとしなかったのか、
そこにはどういう呪術意識があったのか、不思議に思う。


<勾玉物語・管玉> 
「玉TAMA・古代を彩る至宝展」には2度行った。同じ展覧会に2度行くと新しい気付きが多々ある。
藤ノ木古墳出土の銀製鍍金空玉(うつろだま)、中空で金メッキした銀製ビーズは
当社の日本翡翠果実玉(メロン玉、香港ではカボチャ玉という)と同じデザインだった。
古墳時代には一部で埋もれ木でビーズを作っていたし、大陸伝来のトンボ玉を愛用していた。
赤メノウやガラス玉には朝鮮半島から運ばれたとおぼしいものがある、などなど。
弥生時代初期。2500年か3000年ほど昔、朝鮮半島から北部九州へ渡ってきた人たちを思う。
丸木船の両側に板をはりつけて容積を大きくした準構造船に乗って3泊だか4泊の船旅。
船団が組まれガイドがいただろう。新天地熱にうかされての「渡り」だったように思う。
管玉を制作した工房が福井石川県と能登半島近辺に集中しているのも見逃せない。
良質の緑色凝灰岩の産地ということもあるだろう。それよりも大きな理由として、
朝鮮半島からの玉職人がこの地に移住してきた可能性に目を向けたい。
たくさんの移住者が北九州や瀬戸内海経由の道を選ばずに、
日本海側の若狭や北陸、古代でいう越(こし)のクニへと渡航してきた。
彼らが弥生・古墳時代の玉文化の担い手になった。


<勾玉物語・管玉> 
江戸東京博物館の「玉TAMA・古代を彩る至宝展」には岡山県で発見された古文書が展示されていて、
そこには管玉が竹玉と標記されていた。
天然石管玉を竹玉とよんでいた時代があったということなんだろうか。
『日本ヒスイの本』(北出幸男、青弓社、2016)で紹介したように「万葉集」には下記の歌がある。
管玉もまたパワーオブジェクトと見なされていた。
379 ひさかたの天(あま)の原より 生(あ)れ来たる 神の命(みこと) 
奥山の賢木(さかき)の枝に 白香(しらか)つけ 木綿(ゆふ)とり付けて 
斎瓮(いわいべ)を 斎(いわ)ひほりすゑ 竹玉を 繁(しじ)に貫き垂れ 
鹿猪(しし)じもの 膝折り伏し 手弱女の おすひ取り懸け かくだにも 
われは祈(こ)ひなむ 君に逢はぬかも
おすひ(襲衣)は衣服の上にはおる打ち掛け。白香は麻や楮(こうぞ)の繊維を束ねたもの。
遠く高天が原からいらっしゃった神さま。山奥からとってきた榊に、
白香(しらか)や木綿(いまの木綿とは違う)を飾りつけ、お神酒がはいった瓶を据えつけ、
たくさん連ねた竹玉をささげて、鹿や猪のように膝を屈して座り、打掛けをかむって、
このようにお祈りします。あの方に会わせてください。

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