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オンファサイトとピンクヒスイとエクロジャイト■日本翡翠70mm大珠の写真 13:41
日本翡翠70ミリ大珠
ビルマ産ラベンダージェード・ビーズ


やっぱりこれを先に見せてしまいたい。
綺麗なものや珍しいものがあると、発売する前にみんなに
「ほら、こんなに凄い!」といいたくなるのは子供みたいだ。
だから、ほら、こんなに凄い、着物の柄のように紫が散った日本翡翠新製品の70ミリ大珠。
70x20x10mmサイズで、発売予定価格は¥15,000。
 
翡翠原石を構成するヒスイ輝石(紛らわしい表現だ)の一部がオンファサイト
(オンファンス輝石)と化して、チタンが入ると青や紫の翡翠になるといわれてる。
 
このブログと「日本翡翠情報センターHP」では年中、オンファサイトと書いている。
慣れない人たちは、いったい、それって、なんなのさと思っていることだろう。
 
ヒスイ輝石はナトリウム+アルミニウム+ケイ酸からできている。
これを一軒の家にたとえて、ナトリウムの部屋とアルミニウムの部屋と、
ケイ酸の居間からできているとする。

物理・化学的な性質としてナトリウムの部屋にはカルシウムが入りやすく、
アルミニウムの部屋にはマグネシウムや鉄が入りやすい。
 
そんなふうなので「ナトリウム+アルミニウム+ケイ酸」のヒスイ輝石は、
「(ナトリウム・カルシウム)+(アルミニウム・マグネシウム・鉄)+ケイ酸」
という鉱物に変じやすい。後者をオンファサイト(オンファンス輝石)とよんでいる。

オンファサイトを主役にみれば、オンファサイトの超シンプル系がヒスイ輝石
ということになって、ヒスイ輝石を主にオンファサイトなど数種類の鉱物が混じって
岩石となったものが翡翠原石ということになる。

[おもに日本翡翠の緑色発色はオンファサイトに含まれる鉄が原因といわれている。]

[ついでには「ナトリウム+アルミニウム+ケイ酸」のヒスイ輝石に対して、
アルミニウムがクロムに置き換わって「ナトリウム+クロム+ケイ酸」
となった鉱物がコスモクロアで、
コスモクロア主成分の岩石は産地の地名をとってマウシッシと呼ばれる。

マウシッシはアルファベット標記をそのまま読んでモウ・シット・シットなど
と書かれる場合もある。

ヒスイ輝石とコスモクロアの中間系「ナトリウム+(アルミニウム・クロム)+ケイ酸」
の鉱物もあって、クロム・ジェダイト(クロム翡翠)という。
ここらあたりの鉱物組成やら鉱物名は慣れないと、聞いているだけで頭がカフェオレしてしまう。]

[このところの鉱物学・地質学は地殻の深奥部、超高圧環境下の鉱物が流行の先端になっていて、
オンファサイトを主にガーネットなどが混ざって生じるエクロジャイトという岩石
が大いに注目されてもいる。宝石問屋街の御徒町のビーズ屋を尋ね歩いて、
エクロジャイトのビーズも探してきたので近日紹介予定。]
 
で、話は戻って、紫のパワーが匂いたつ70mm日本翡翠大珠にぼくは激しく感動している。
こういうときにはやっぱりシンクロニシティが起きやすくて、
エクロジャイト・ビーズを探しにいったインド系天然石ビーズ屋
(神居古潭の原稿を書いた後藤さんが勤めている)では、
まるであなたを待っていたといわんばかりの顔をして、
世にも美しいビルマ産ラベンダージェードのビーズが1本だけ、
世にも稀な掘り出し物価格で展示されていた。

「日本翡翠情報センターHP」ではパワーオブジェクト・ページに、
勾玉写真集を掲載しました。
こういうページをつくりたかったというように各種の勾玉写真が並んでいます。


「日本翡翠情報センターHP」勾玉特集を見るにはここをクリック!

「今月の新着製品」ではSHRIのブログにシンクロさせるべく
ASAP(アズ・スーン・アズ・ポシブル)でピンク翡翠勾玉を38点掲載しました。

デジカメではピンクヒスイはちょっと綺麗に写り過ぎと思います。
ネガフィルムの時代からカメラ&フィルム業界は
日本人の肌の色を美しく見せるフィルム開発に心血を注いできたので、デジカメでも同じこと、
どうしても肌色系・ピンク系が美しく表現され、赤味が強調されることになります。
ピンクヒスイの石肌や質感はまさに女性の肌と似ているので、
カメラはめくらましを食うらしく、ピンクにまじったほのかな緑味が飛んでしまいます。

「今月の新着製品」ピンクヒスイ特集を見るにはここをクリック!
 
紫が匂う日本翡翠70mm大珠とピンクヒスイ勾玉の本物は
次の金・土・日曜にはショップで展示する予定でいます。
写真よりは本物のほうが断然凄い!

| 日本翡翠情報センター | comments(2) | trackbacks(0) | posted by YK
Comment








こんばんは。
昨日は朝から宮崎海岸にヒスイ拾いに行ってきました。
午前中は晴れ間も見え、暑いくらいでしたが、午後3時頃から雨になりました。
境海岸寄りに的を絞り2時間ほど行ったり来たりの繰り返し。はじめは何も拾えませんでしたが、その内に波が運んでくるのか、ポチポチと豆粒サイズが波打ち際に!結局、近くのお店に持ち込んで鑑定して頂いたら、10粒ほどがヒスイとのこと。
丁度、地元で勾玉の加工等されている方々がいらして、「ちょっと甘い」とか言い合いながらの鑑定&ヒスイ談義の楽しいひとときを過しました。また、改めてヒスイの鑑定の難しさも感じさせられました。
只今、宮崎海岸では護岸工事中で、漁港の方から土砂をダンプで、監視カメラ下まで運ぶ工事が進んでおり、東の駐車場の中を駆け抜けるので騒がしいし危険です。
こうした工事が年間を通してあちこちで実施されていることもあってか、昨日もなかなか採取できるヒスイの数も少ないとベテランハンターさんたちも嘆いておられました。
posted by 真 | 2011/11/06 1:17 AM |
簡単にはヒスイ海岸へいけない者にとっては
貴重なお話です。
ありがとうございました。
海岸の工事も貴重な歴史の保存ということを
考えて欲しい。
posted by YK | 2011/11/06 9:57 PM |
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