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この門を透得せば乾坤独歩せん  10:32
大道無門 
↑古代中国、秦の時代に使われたという古い書体で「大道無門」と書いてある。
 
禅の公案集のひとつに『無門関』という本がある。
著者無門慧海は自序に頌(じゅ)を掲げていう。

大道無門、千差(しゃ)路(みち)有り
この門を透得(とうとく)せば、乾坤独歩せん

乾坤独歩
↑「乾坤独歩」と書いてあって「けんこんどっぽ」と読む。
日本翡翠の勾玉をめぐる古代の話はお休みして、石に描いた書の報告。


大意は概ね以下のよう。
 
古代から中世にかけて中国の都市は城塞都市だった。
幹線道路(大道)は都市につながり、都市の入り口には必ず門があった。
けれどさとりの道はそのようではない。
さとりの道に門はない。形式やら権威はおかど違いだ。
 
大道に至るには人それぞれ、たくさんの方法がある。
努力してこの門のない門に入ることができるなら、
天地の間で勝手きままに暮らせるわい。

日々是好日
日々是好日(ひびこれこうじつ)……
「毎日がはちきれんばかりに充実しとるわい」。
ぼくの事ではなくて、この言葉の意味。

 
そこでの心境を「日々是好日」ということができる
「平常心是道」といってもいい。
 味わいはと問うならば、「天地和合」といいかえられよう。

天地和合
天地和合(てんちわごう)……
宇宙の摂理からベッドのなかまで、意味は深い。

 
意識が日常性を離れる。そうすりゃ世界の印象だって変わってくる
意識が拡大した領域では、それに呼応して世界の味わいも深まる。
石たちとともに在ることで、それがどういうことかを知ることができるなら、
これ人間の好時節。
つまりは、こんなに凄いことはまたとない。
 
これらの石ころが大地からわかれて川に出て、海に着き、
今日のような姿になるのに、どれほどの年月を必要としたのだろう?

| ザ・ストーンズ・バザール&ギャラリー | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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