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続たわいのない話。こういう話っておもしろい? ■水晶製茶碗の写真 17:53
水晶製茶碗
<たわいのない話> 
草花や樹木とのコミニュケーションは難しくない。
『サボテンが話す』というような本を読まなくても、木や草と気持ちを通わせられる。
これまたインド、病み上がりの身体をひきずるようにして、ロータルというインダス文明の遺跡を訪ねた。
インド亜大陸の西の端の方、ユーラシア大陸と接合するあたりにある。
5、6日いたけれど、バンガローの管理人親子と、遺跡の清掃係のほかは、
訪ねてくる者は犬の子一匹いない、静かで素晴らしい遺跡だった。
この世の果てのような場所で、ブーゲンビリアの花を見ていた。
するとふいに花がぼくのおなかをくすぐてきた。
そういう感じがしたというのではなく、本当におなかをくすぐられて、たまらずに笑った。
よせよせ、ばかなことをするんじゃない、とそんな感じ。
花はますますおなかをくすぐり、ぼくはますますおもしろくなって、身体をよじって笑った。
そういうことがあって木から気をもらえるようになった。


<たわいのない話> 
いくら石ヤのフェイスブックだからといっても、年中翡翠の話では飽きてしまう。
アクセサリーの類いもみんな同じに見えてくる。
なにごとも繰りかえしているとマンネリになってしまう。新しい話題が必要だ。
それでもって雪の日には雪女を思う。線が細くていまにも消え入りそうに美しい。と書いてみた。
良寛が山の中腹の神社の社務所に住まいしていた頃、雪の日の夜更けに板戸を叩く音がした。
応対にでると雪に濡れた若い娘が立っていた。良寛には彼女が雪女であることがわかった。
見てのとおり老人の詫び屋住まいだ、遠慮はいらない、あがって暖まっていきなさい。と良寛はいった。
女は囲炉裏から遠くに座ったままだった。白湯をだすと水がいいといった。
それから彼女は問わず語りに思い出を語った。
都から親戚を訪ねて越後に来た。供の者とはぐれ、雪の野で道に迷った。
そこまで語って女は「ああ、わたしは死んだんだ」といった。
良寛はうなづいて、彼岸もさほど悪いものではないといった。


<たわいのない話> 
「人魚ってどうやってセックスするんだろう。だってセックスしなければ子供産めないじゃない?」
店に展示してあった人魚の彫刻をみて客のひとりがいった。20代後半で利発そうな人だった。
「たいがいの魚は性器接合というようなセックスをしない」理科の授業みたいにぼくはいった。
「へえっ」と彼女。
「たいがいの魚はメスが排卵するとその上からオスが射精して精液をまぶす。
まあ卵かけ御飯みたいなもんだね」
「それっておいしいことなの?」。
魚にもドーパミン分泌とかA10神経系というのがあるんだろうか、ぼくは考える。
「人魚は海人(かいじん)なんだからセックスしたくなったら人間に化身すればいい」とぼく。
「そうか、いいことをきいた」といって彼女はかえっていった。
その日のレジの精算時に、
1万円札にまじって五百円硬貨ほどに大きなウロコが1枚まじっているのをみつけた。
(写真は自社制作の水晶製茶碗。好みのあか楽を見本として香港に送って制作した。
以前ある展示会で似たような製品に 100万円の値札がついていて驚いたことがある)
| 過ぎてゆく日々のこと | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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