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見えない世界で潜在意識が波立つ、縁が起動する  11:08
獣型勾玉
<縁について> 
池に雨滴が落ちる。それぞれの雨滴から波紋がひろがり、隣りあった波紋との間で干渉縞が生じる。
雨滴が多くなれば干渉によって生じる模様は読み取れなくなる。
「縁」というのもそういうようなものだろう。
潜在意識の海原で他者のカルマと自分のカルマとが干渉しあう。
それが物質世界に形となって現われる。「縁」が開かれてシンクロニシティが起きる。
こういうふうにイメージしたからといって何がわかるわけではないが、
そういうものかという気分にはなれる。
「縁」によって出会いがある。何かが始まるからといって、
それを受容しなくてはならないということはない。
無視したり拒絶したほうがいい縁もあれば、
千歳一隅のチャンスだったのに気付かずに逃してしまう縁もある。
そうやってよくも悪くも今日から明日へと縁が織りなす綴れ織がつづいていく。
(獣型勾玉は動物型精霊。彼らが良縁をかぎつけ、良縁へと導いてくれる)。


<たわいのない話> 
何年か前、小学生の男の子をふたりつれて、しばしば店を訪ねてくれる若い夫婦がいた。
不思議なことに下の男の子と自分との間に因縁の深い結び付きのようなものを感じた。
自分の息子に感じるいとおしさとは全然違って、
よく知っている人の感じがしたし、なつかしい人に会っている感じだった。
相手は小学校の低学年だから、話をするといっても世間話などできるはずもない。
冷蔵庫からソフトドリンクをだすと、彼は嬉しそうに受け取った。
空海が中国で師匠と別れるさいに、
「今生では私があなたの師匠だった。来世はあなたが私の師匠となってあいまみえよう」
と師匠は言ったという。そういう出会いがあるのかもしれない。
たわいのない話だが今昔物語にでていそうな話でもある。


<過ぎてゆく日々のこと>
彼はいつも悲しげな顔つきをしていた。顔の筋肉がよってたかって
悲しい顔を作るのに精を出しているかのようだった。
元紅衛兵が両親を告発して親友を売った。
それからチベットに下放して僧たちを辱め自殺するよう仕向けた。
そんな過去を生涯かけて償いたいと思っているかのように悲しげだった。
「人が生きていくのは哀しいね。ずーっと競争しつづけなくてはならないからだろうか」
あるときぼくは彼に言った。
「いや、存在の基底に悲しさがあるんだ」彼は言った。
心のおくには闇がある。原罪を信じる気になれないが、存在そのものが哀しいのは人間だけだろう。
「知性化されたがゆえのカルマなんだろう。仕方がないね」そんなふうな応答をした。
あんたは仕方がないと言って問題を乗り越えていく。ぼくは闇につぶされないよう足踏みする。
あんたのような知り合いがいて助かっている。彼はそう言った。
それから長い年月が経って、哲学風会話をすることもなくなっている。
(もうすぐ春だね)
| クリスタル・ヒーリング | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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