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「パワーに目で触れる」世界の見方というものがある  10:46
タットワカード
<タットワカード> 
西欧の魔術に関心がないとタットワと出会う機会は少ない。
タットワについて始めて知ったのは古い時代の『ムー・MU』という月刊誌の特集記事でだった。
〇△□などのシンプルな図形が赤青黄に彩色されていて、
同様に〇△□の小さな図形がそれぞれ入れ子になっていた。
広告屋にみせるなら訴求力の強さに目を剥くであろうデザインだった。
とはいっても西欧魔術にはさほど関心がないので、『ムー』の特集記事は切り取って、
多段式ファイルケースのヤントラやマントラ図形のコレクションに加えてそのままになった。
それから20数年経って、書庫にダキニオラクルというタロットカード風珍品をみつけて
タットワを思い出した。それにはやっぱり、これはなかなかのものだと思えるパワーがあった。


<タットワカード> 
タットワは25枚一組の瞑想用カードで19世紀後半のイギリスのゴールデンドーンという名の
魔術団体で発案された。自分が探求したいテーマに沿って1枚のカードを選ぶ。
凝視することで補色残像が閃く。それを向こう側へのゲートに見立ててトルップしていく、
というような方法で神秘的ビジョンが得られるとした。
カードのデザインはインド思想がもとになっていて5元素を援用しているが、
象徴図形と色彩はやや異なる。
当時の西欧人にはインドの神秘思想が正しく理解できていなかったためと思っている。
とはいってもタットワが無用ということではなく、色彩をパワーの目に見える表現ととらえたところに
大きな価値がある。タットワ凝視法を体験すると、
日常的な視覚とは異なる変性意識下での視覚が開けてくる。
水晶や翡翠、鉱物たちを見るとき、
「パワーに目で触れるような」もうひとつの見方があることをここから学べる。
見て見入って魅入ることだ。


<タットワカード> 
興味深く関心はあってもそこまでは手を広げられないことが多々ある。
マヤ文明などがそのひとつで厚い本を何冊も積んであるが、ゆっくりと開く時間をもてないでいる。
同じようにタットワも心のおくのほうで灰をかぶせた埋もれ火のように長くくすぶったままになっていた。
再度タットワに向かうと、その派手派手しい色彩配色と図形の単純さに新鮮な衝撃を受けた。
タットワはタロットカードのように市販されていないようだ。知っている範囲でいえば、
40年ほど前に出版された平凡社の「イメージの博物誌」というシリーズものの
『魔術・もう一つのヨーロッパ精神史』に25枚一揃いのカードが印刷されている。
アマゾンなどでこれを購入、コピー、切り貼りしてカードを自作する。
そこからめくるめく色彩たちの旅にでかけられる。4-18-1


ヒランヤガルヴァ
<タットワカード> 
タットワの瞑想法は、古代インドのヤントラ瞑想法と同じだ。
図形を窓とか扉に見立てて、向こう側に入っていく。つまり開けてくるビジョンを旅していく。
吐息の長い呼吸法、焦点をずらした凝視法などがコツだ。
ユングが好んだという能動的瞑想法と余り変わらない。
こうした行法に馴れると、モノを眺めることと見ることは同じではないことに気付ける。
昨日までの自分はそこらの人たちと同じように石を眺めていただけで、
見てはいなかったといえるようになる。
写真は本家ヒンドゥー・タントリズムの瞑想用ヤントラ「ヒランヤガルバ(コズミックエッグ、宇宙卵)」
とよばれている。すべての始まり。
| クリスタル・ヒーリング | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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