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日本翡翠情報センターHP「玉と翡翠」のページを更新  10:33
白玉
<日本翡翠情報センター>HP「玉と翡翠」のページを更新しました。
長く放置したままで気になっていたのですが、
このたびやっと、写真15点と原稿を加えて、ページを埋めることができました。
日本の神話伝説には正体や素材がはっきりしないたくさんの「玉(たま)」がでてきます。
それと同じで中華4千年(殷あたりから数えて)の歴史をつうじて宝物として扱われてきた玉(ぎょく)も、
日本人には理解しがたいままになっています。玉(ぎょく)は宝石という意味で、
透明宝石をありがたがった西欧に対して、中国では半透明で人肌に似た繊細緻密な鉱物が好まれてきました。
至高の玉とされてきたのが白玉(はくぎょく)で鉱物的には白色のネフライトをさします。
ミャンマー産翡翠を中国人が知ったのは18世紀以降のことで、翡翠も玉の仲間入りをして、
白玉と同じ地位をしめるようになりました。日本ではなかなか白玉に親しむ機会がありません。


<日本翡翠情報センター>HP「玉と翡翠」の更新に関連して、
ネフライト系の玉(ぎょく)について、もう少し話を進めたいが日本では、
白玉(はくぎょく)や古来からの玉彫刻に関心を持つ人はまれだ。
けれど中華文化圏では復古趣味もあって玉製品に注がれる視線がさめることはない。
鎌倉から江戸時代にかけて玉(ぎょく)を輸入する機会はいくらでもあっただろうに、
知識人たちは山水画や書に夢中になっても石製品に眼がいくことはなかった。
彼らは石を見ることを知らなかった。その影響が今日にもつづいている。
中国では白玉専門のオークション・カタログが発行されている。
香港ではササビーズやクリスティーズといった大手オークション会社が玉専門のカタログを発行している。
ぼく自身は香港の博物館で2度3度と白玉製品を見るうちに白い魔力を知った。
羊の脂味といわれる白くて半透明の色合いはながめるほどに官能的で、
向こう側へと運ばれていく感触がある。5-18-2


★6/03<日本翡翠情報センター>(玉・ネフライトと翡翠・ジェダイト)
鉱物学はわからないことだらけであるけれど、熱水の温度の関係で、
水晶の結晶が顕微鏡サイズに極微となって集積するとメノウとなるように、
ネフライト(軟玉翡翠)はトレモライト(透閃石)やアクチノライト(透緑閃石、緑閃石)の
極微の結晶からなっている。鉱物として産出するアクチノライトの多くは針状、
またはシャープペンシルの芯のような極細の棒状結晶が多数集って塊状となっている。
日本翡翠の原産地糸魚川地方でも採集できる。
ミネラルショーなどで長い間探してきたけれどトレモライトの純白針状ないし
極細棒状の結晶は見つけられないでいる。
液体のなかから固体である結晶ができてくることを析出という。
温度や圧力など、それぞれの鉱物の析出の条件があるのだけれど、
専門的に勉強しないと知ることができない。
それに角閃石は分類があまりに多彩でシロウトには全貌を理解できない。
それでも大きな神秘と驚異がネフライトやジェダイトにはある。

| 日本翡翠情報センター | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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