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白色ウォーターオパールの気高さに陶酔する  12:03
オパールペンダント
ウォーターオパール

<新着製品> 
「ザ・ストーンズバザール」HP「アウトレット/ペンダント」の
オパール彫刻ペンダント6点の写真を差し替えました。いくらかわかりやすくなったと思います。
オパールや日本翡翠製品の撮影はほんとうに難しくて頭が痛い。乳白色の地にイルカと波の模様などというのは、ぱっと見にはどこにイルカがいるんだかわからない。よほど片光線にしてもイルカは波の間に隠れてしまう。
イルカやイルカと、呼び掛けながら撮影しても、なかなか適格に姿を捕らえられない。
七福人の恵比須は「夷」とも書き、海の彼方の常世(とこよ)からの使者イルカを指すこともあったようです。
アイヌの熊祭りのように、海辺の民はイルカの肉や皮を常世の神からの贈り物としておしいただき、
再誕を願って骨をお返したと考えられます。


<オパール> 
倉庫からメキシコ産のウォーターオパール原石を探してきて眺めている。
しまったきりで気になっている原石が何種類かある。
アリゾナ・ターコイス、パキスタンのペリドット、ルチルクォーツの小さなポイント、
アズライトなど。ウォーターオパールは同じような白色でも、
白色ネフライト(白玉・はくぎょく)やミルキークォーツと比べると、いわくいいがたい違いがある。
ネフライトはどこかねっとりしている。ウォーターオパールの白さには、
ルネッサンスの裸体画のようななまめかしさがあって、意識の奥の方で官能がきしる、
むりやり印象を書けば、そんなふうな感じがする。
三島由紀夫や開高健であればもっと巧みに表現するだろう。
貴婦人がどんなふうな人たちなのか、会ったことがないが、
少し前の時代の女優のカトリーヌ・ドヌーブとかジャンヌ・モローみたいであれば、
オパールの白さから貴婦人のけだかさが漂ってくる


<オパール> 
水晶と瑪瑙とオパールは同じケイ酸なのになぜ異なるのか? 
3者は誕生時の温度によって形が異なる。
通常の水晶は573度より低い地下の熱水のなかで析出する。
100度くらいの熱水のなかでは結晶を育てることができなくて、
ミクロの石英結晶が沈殿して瑪瑙(めのう)になる。温度がさらにさがると、
ケイ酸分子は結晶せずに凝固してミクロのケイ酸球になる。これが凝集してオパールが生まれる。
「箱に入れたパチンコ玉を思い出してみればよい。一定サイズの球がびっしり密充填して
規則正しい構造が出来ることが理解できるであろう」p117と、
『水晶・瑪瑙・オパール』(砂川一郎、誠文堂新光社、2009)に書いてある。
ケイ酸球の間で光線がプリズムのように分光されると、オパール特有の遊色効果があらわれる。
ケイ酸球のサイズや密度に乱れがあると光線は回折されず、遊色効果はあらわれない。
大部分のオパールに遊色効果はない。
岩の隙間をケイ酸分の濃い温水がヒタヒタと通る。あとにはオパールが沈殿する。
そういう寸法なんだろう。
オパールが樹脂や貝の成分と置き換わると、ケイ化木や貝化石になる。
100度あたりで同じことが起こると、化石はメノウ化する。またはジャスパーになる。

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