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過ぎてゆく日々をいとおしむ  9/28-10/07 2018 10:11
みょうが
★9/28<過ぎてゆく日々のこと> 
ミネラルショーに行って、ネパール人のディーラーから冬虫夏草(とうちゅうかそう)を買ってきた。
法外な値段と思ったが、欲しいものは欲しいんだから仕方がない。
一昔前に中国四川省の成都という町に行って、道端でチベット人が冬虫夏草を売っているのをみた。
そのとき買いそびれた品をやっと手に入れた次第だ。
冬虫夏草は漢方で有名な強精剤だが、買ったからといってどうこうするわけではなく、
せいぜいのところガラスの小瓶に入れて、鉱物コレクションの一隅に飾る程度のことだが、
やっぱり欲しいものは欲しい。
冬虫夏草はキノコの一種。冬は虫で夏には草(茸)に化ける。
昆虫やその幼虫に寄生して菌糸を張り巡らせて宿主を殺し、自分を養うという
映画の「ボディスナッチャー」みたいで、ちょっと怖いキノコだ。
高尾山にも自生しているというから、うちの近所にもあるんだろうが、
探す機会を逸している。実物の写真は不気味がる人もいるだろうから掲載しない。


★10/06<過ぎてゆく日々のこと> 
夏が終わりかけていたころ、ベランダのプランターで朝顔が勝手に芽吹いた。
秋が迫っているし、この曇天つづきじゃあ、あんたの人生(?)花が咲かずにおわってしまう、
と思っていた。花開くことなく枯れてゆくのではあまりに可哀相だ。
虫けらのように蹴散らされ踏みつぶされる虫にだって、
その虫にとってはかけがえのない人生(?)がある。それとおんなじだ。
けれど今朝ベランダを見たら、4、5枚葉を付けた先端に大きな一輪の花が開いていた。
信号の赤色に似てもっと鮮やかな色をしていた。やっぱり、花を咲かせてこそ朝顔ってもんだ。


★10/07<過ぎてゆく日々のこと> 
庭の外れのヒバの木の根元の暗く湿った場所にミョウガが自生している。
蜘蛛の巣を払い、ムカデに会わないよう願って、地面に膝をついてミョウガの茎の間を探すと、
5つ6つのミョウガの花穂がとれる。けれどたいがいは花が咲いて美味の時期を逸している。
地面から突き出した花穂は鎧を着た化石魚に似てとげとげしい。
その先端にクリーム色してランの花にも似た花がある。
死者たちがあの世へと向かう隧道に設置された街路灯さながらの隠微な様子をみると、
むしょうに寂しく哀しくなって、花と自分との距離を忘れてしまう。
| 過ぎてゆく日々のこと | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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