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カーネットに思い入れすると心に暖かな電球がともる  20:53
グロッシュラー
<ガーネット> 
山の家ではいろいろな場所で時間が止まっている。あとで片付けようと、プレーヤーの横にCDを置く、
するとそのまま10年経ってしまうのはざらで、
いまでもVHSやカセットテープがいろいろな場所に散らばっている。
このガーネット標本もそのひとつで、そのうち名前を確認しなくてはと電話器の横に置いたまま
5、6年経ってしまった。思いたって住まいのほうに持ってきて、
ああ、グロシュラーライトなんだと思った。
グロシュラーライトの仲間うちではオレンジ色したヘソナイトや、
タンザニア産の緑色したツアボライトが有名であるけれど、いろいろな色味があって、
自分的には追及しきれなくなっている。
かつてガーネットマニアの日々があった。
ガーネットときくと洞窟の壁いっぱいに小さな果実型の結晶が群れた風景が見えて、心に電球がともる。1-19-1


アルマンディン
<ガーネット> 
シルバーリングや18Kペンダントを自社制作していたころは、ルースの買い出しも仕事のひとつで、
香港や東京のジュエリーショーにしばしば出かけた。
リングのデザインを優先するとそれにあうサイズのルースも手配しなくてはならないので、
ディーラーに特注するということもあった。
8mm丸と5x7mmのモルダバイトを100個づつとか、8x15mmのシトリンを50個とか、そんな具合だ。
制作会社が原石を持っていない場合は、自分で原石を手配した。
時は流れてルースを扱わなくなってだいぶ経っている。触れていなければ名前も忘れていく。
ガーネットなどはきわだった例で、このグループでは結晶形の似たものが7−8種類ある。
それらのうちで特別な色味のあるものは鉱物名とは異なる宝石名でよばれるので、
ヘソナイトとかマンダリンと聞いてもとっさには鉱物名がでてこない。
それでもガーネットには特別な思い入れがあって、
以前に旅行した土地のいくつかにいまでも恋慕しているように、
ガーネットのルースに触れると愛しさが胸元にあがってくる。
(写真のルースはアルマンディン)。1-19-2


スペサルティン
<ガーネット> 
ガーネットは主成分は「R+R+ケイ酸」であらわされる分子組成になっている。
R+Rが鉄とアルミニウムとか、カルシウムと鉄というように元素を変えるごとに
異なった名称のガーネットになる。
和名ではアルミニウムに「礬(ばん)」、カルシウムに「灰」、クロムに「格」、
マンガンに「満」、マグネシウムに「苦」(味が苦いからだとか)をあてるので、
これらの漢字を適宜あてはめていけば柘榴石それぞれの和名となる。
たとえばアルマンディンは「鉄礬柘榴石」、スペサルティン(スペサルタイト)は「満礬柘榴石」、
グロシュラーライトは「灰礬柘榴石」といった具合だ。
けれど鉱物を和名でよぶのは違和感がある。
日本では現代風鉱物趣味は大学の鉱物愛好会のようなマニアックな世界からではなく、
ニューエイジ風パワーストーンブームから派生していった。
オタク風和名に馴染みにくいものがあるのはそのためと思っている。
それに「満礬柘榴石」といわれたって綺麗じゃないしスマートでもない。
写真はスペサルティン(スペサルタイトともいう)
(ここらの記事はオッサンが若い衆に昔話をしているようなもの)1-19-2
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