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<鉱物四方山話> コーネルピン・ダンブライト・クリソプレース   09:00
コーネルピン
コーネルピン
<コーネルピン> 
いろいろな土地を旅行してきたので、日本人より外国人、とくにアジア人のほうが付き合いやすい。
普段は人付き合いが嫌いで内向的性格の見本のように暮らしている。
けれど旅先ではおとなしくしていたら、穴ぼこにおちたのと同然になってしまう。
みんなが周囲を通り過ぎていくだけ。勢い旅行者用キャラクターをまとうことを覚えた。
そういうこともあってミネラルショーやジュエリーショーの会場では、
ディーラーも日本人よりアジア人のほうが親しみを感じる。
そんなふうでインド人ディーラーに、サムネールボックス用の小さな鉱物標本を
何種類か持ってきてくれるよう頼んだことがある。届いたひとつがコーネルピンだった。
カットしてみたらきれいなキャッツアイがでた。でも職人の腕がよくなかったんだろう、
ルースはちょっとばかり不揃いだった。
マイナーな鉱物たちのコレクションが増えるにつれて、自分も鉱物化していくのがわかる。
美しいものへの耽溺度が深まっていく。1-19-3 067 2-19-3  TN680 ブ鉱物


ダンブライト
<ダンブライト> 
きょうの鉱物の集合写真はボリビア産ダンブライト。
トルマリン、ガーネット、水晶など、有名どころを一歩離れると耳慣れない鉱物がたくさんある。
鉱物全般をもれなくコレクションする人はあまり多くないだろうから、
大部分の鉱物は映画でいえば脇役に甘んじなければならない。
ダイオプティースのように色彩が頭抜けて綺麗とか、エピドートのように人気宝石が身内にいないと、
注目される度合いはさらに低くなる。ダンブライトはその典型のようなもので、
結晶形はトパーズに似ていても、鉱物ファンの間で話題になる度合いは多くない。
うちでは長い年月をかけてサムネールボックス・サイズの鉱物標本の充実を心掛けてきた。
商売としては利益を生む企画ではなかったけれど、以前は業者数も少なかったので、
社会的文化貢献の意味もあった。
このダンブライトは白色のものが品切れたあとで見つけたもので、
アメリカ人だったかのディーラーが、自分でボリビアのジャングルにわけいって掘ってきたんだ、
と言っていた。1個¥1,5002-19-1


クリソプレース
<クリソプレース> 
クリソプレースのタンブルをひとまとめにテーブルにあけて、
上から撮影するだけでは芸がないと思って、渓流に降りてクリソプレースの岸辺を作ってみた。
水辺にタンブルを並べていたら案の定、河童が1個欲しがって水底へともっていった。
クリソプレースは緑の玉髄で着色成分はニッケル。
日本翡翠の原産地、新潟県糸魚川地方でとれる翡翠類似石「キツネ石」は成分のひとつに
粗製のクリソプレースを含んでいる。
中世ヨーロッパでは「たとえ絞首刑の判決を受けても、クリソプレースを口に含んでいさえすれば、
死刑執行人から逃げられる」といわれるほど、強運に恵まれるパワーストーンとされてきた。
オーストラリアが主要産地でオーストラリア・ジェードとよばれることもあるが、
これらのタンブルはブラジル産。
ザ・ストーンズバザール風クリソプレースの石言葉は「あらゆる願いをかなえるという」。
クリソプレースのタンブルをひとつポケットに入れておくと、毎日のように新鮮な喜びに出会える。2-19-4


| 日本翡翠情報センター | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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