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<過ぎてゆく日々のこと>のまとめ 3/15-21 2019 08:41
梅★ 3/15<過ぎてゆく日々のこと> 
眠るまえに心身脱落ということをやる。心の脱落は難しい。脳のなかに「無」の空間が広がるのをたまに見る。
けれど身体の脱落は少し練習すれば誰にもできる。
それでもって眠りにおちる刹那の「時」に立ち会いたいものだと思う。
雑念とともにある自意識が眠るという行為によって消える一瞬、その地点を見極めることができるなら、
その瞬間に開く時間の裂け目から向こう側へとジャンプできそうな気がする。
こういうのはみんな妄想で、自意識自体が脳のシナプス集合体に浮く
ホログラムのようなものなんだろうけれど、シャーマンたちは向こう側を、
こちら側よりもはるかに親しみのある存在と思ってきた。
目覚めているときと眠るときとの境界、その刹那に意識は死を超離する、
とそんなふうな妄想はそうとうにシュールでマニアックだ。2014


梅
★ 3/18<過ぎてゆく日々のこと>  
冬が終わってしまった寂しさにやっとなれて、きょうは渓流の土手の紅梅を堪能した。
おまえときたらほんとうに美しいね、と話すことができた。
家のまわりにはやたらにあちこちと白梅や紅梅が咲いている。
毎年同じことだと思いながらも、カメラをむけて何枚かを撮影した。
フキノトウは育ちすぎて食べるに失してしまった。
この時期には花壇の端に忽然とクロカスが紫の花を伸ばすのも例年どうりだ。
きょうは石ヤ関連の仕事を捨てて、ゲンタや姫神に思いを馳せることにしようと山の家にきた。
翡翠原石のチェックも本の片付けにも見向きしないで、キーボードを叩いた。
翌朝はウグイスの声で目覚めた。
雨戸を開けると道路をはさんで向かいの空き地で7−8頭のサルが餌をあさっていた。


梅
★ 3/21<過ぎてゆく日々のこと> 
10日ぶりに無精髭を剃って梅の花を見にいった。
ひとつの小山全面にいっぱいいっぱいの梅の花が咲いていた。
遊歩道が施設されていて、すごいね、すごいね、といいながら歩いた。
東京都の西の外れ、高尾山の近く、木下沢梅林という。
駅貼りの観光ポスターと同じ景色が広がっていた。

★ 3/22<過ぎてゆく日々のこと> 
良寛がよんだ梅の花3首。良寛の息遣いが感じられる。
*梅のはな折りてかざしていそのかみ古(ふ)りにしことをしのびつるかも
−−「いそのかみ」は「古り」にかかる枕詞。逝ってしまった友人と梅見をしたことをしのぶ歌とか。
*梅が枝に花ふみ散らす鶯の鳴く声きけば春かたまけぬ
−−「春かたまけぬ」は「ひたすら待っていた春が来た!」という意味という。
*たまきはる命死なねばこの園の花咲く春に逢いにけらしも
−−「たまきはる」は「命」にかかる枕詞。命をたもちえたから梅の季節を迎えられた 
(老いてからの歌なんだろう)。
| 過ぎてゆく日々のこと | comments(0) | trackbacks(0) | posted by YK
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